企業統治の
考え方と体制

基本的な考え方

当社は、企業経営の適法性と効率性を確保する観点からコーポレートガバナンスの強化、充実が経営上の最優先課題と位置付け、経営の透明性を高め、経営環境の変化に迅速かつ的確に対応できる組織体制やしくみを整備し、利益を最大限確保してまいります。

経営体制の概要

当社は監査役会設置会社であり、取締役会は取締役4名、監査役会は監査役3名で構成しています。
監督の独立性を高めるため、監査役は、全員社外監査役とし
社外監査役は中立・公正な立場で取締役の職務執行状況を監査し、積極的な提言を行っています。

取締役5名(2名が社外取締役)、監査役3名(全員が社外取締役)

ガバナンスの強化

経営上の最優先課題と位置付けているコーポレートガバナンスの強化、充実に向けて透明性の高い経営と、中立・公正な監査、効率的な業務執行におけるバランスを保ちながらガバナンスの強化を進めています。

社外取締役

社外取締役は、当社の経営に関する意思決定や経営全般に対する助言を行うだけでなく、取締役会において決定した方針や職務執行に対する監督を行っています。

社外監査役

社外監査役は、独立した機関として常に中立・公正な立場で取締役の職務執行状況を監査し、取締役会をはじめとする会議において積極的な提言を行っています。

経営における主な方針

当グループは、品質の高い経営をめざし、新しい時代を切り拓きます。

収益計画の基本的な方針

当社グループは、顧客のために、これまで培ってきた製造力と、創業以来挑戦し続けている価値の創造を掛け合わせ、当社グループが展開する各種事業を通して、サービスを提供する事業会社を目指し、厳しい環境に対し、部門及び案件ごとの正確な収益分析及び緻密な工場稼動計画を基礎に、そこで得た課題を社内体制の変革に繋げ利益を確保することを、収益計画の基本的な方針としています。

資本政策の基本的な方針

当社グループは、顧客満足の徹底をめざし、より最適な設備及びサービスを整えるための事業計画に基づいて、必要となる十分な資金を確保するとともに、資本構成を安定的に維持することを、資本政策の基本的な方針としています。

資本コスト

共立印刷の2023年3月期の資本コストは、加重平均資本コスト(WACC)で算出すると0.44%であります。中長期目標の指標であるROEは、2.8%となりました。今後も、利益の向上に努め資本コストを上回る高い付加価値を生み出し、企業価値の向上をめざします。